(前段)前・中・後の説明
前:7月23日(月曜日)と7月25日(水曜日)それぞれ9時からと14時からの各3時間
中: 8月6日(月曜日)と 8月8日(水曜日)
後:8月27日(月曜日)と8月29日(水曜日)
前:読書感想文キックオフ、ヒントに気づく
中:ヒントを使う
後:感想文を書き上げてHappyになる
(前段、ここまで)
1.読書感想文講座の説明(30分)
(1)立って自己紹介 ①名前、②学年
③読む予定の本または読んだ本の紹介
①から③の事柄を受講者6名が3分ずつ話して合計20分を予定
(2)講師の自己紹介 ①所属などの属性
②社会人学生であることと本講座をひらいた動機
③講義内容以外のお役立ちポイント
①から③で5分
(3)前・中・後の講座の流れの説明 5分
2.本の読み方の講義(15分)
(1)読む前に目次を見る 5分
(2)目次をよく知る ・・・・ヒントがいっぱいある 5分
(3)大事なことは目次が教えてくれる 5分
(休憩:15分)
3.自分たちでする作業の時間(90分)
(1)持ってきた本の目次を見る ・・・・講師の手助けあり 30分
(2)本を読んであるなら内容を話してみる 30分
(3)本の内容を見えるように書きだす 30分
(休憩:合計で30分程度)
参加者の誰かが頭を休めたくなったら、それに合わせて休んでみる。
このような休憩には、アイスブレイク(緊張を解きほぐす)効果が見込める。
読書感想文キックオフですることとその狙い
読書感想文を夏休み期間中にひとつ仕上げるということは誰もが
苦労することだろう。その苦労を何人かで集まって乗り越える。
集まった受講者は自己紹介を他のメンバーに対して行ったほうがいい。
そして、なるべく自己紹介の内容は各メンバーへ届くようにしたい。
それには、席から立って少し大きな声で行うのがいい。集まった
受講者がお互いを意識して、相互にちょっとした積み上げを行うことで、
誰もが苦労することを、気軽に楽しみながら乗り越えることを目指している。
受講者が入れ替わるタイミングで繰り返す。前の回と同じように行う。
午前から午後まで通しで参加する受講者は、同じことにもう一度付き合う
と思わずに、珍しい与えられ方の繰り返し練習する機会だと思って活用してほしい。
ひとつの講義はたった5分程度のもので、その講義内容はたいして
珍しくないように聞こえるかもしれない。ところが、その講義内容を
積み上げた先には、文章を書くことに何も困らない新たな自分がいる
ことを想像して、聞いてほしい。そして、文章を書くことに困らないため
には、その前に、文章を読むことに困らない状態がある。このような、
誰もがなんとなくわかる当たり前のことから考え始めてもらいたい。
講師からの自己紹介で述べたように、自身が読書感想文について
小中学校で、にがい経験をした。この経験は、その後、10年以上にわたって
容易に解決できない問題を残した。この問題の解決の目途がついてきたのは
2017年の年明け頃からだ。このような経験をもとにした、問題の解決の仕方、
問題を生んでしまった習慣を転じさせる方法を、読書感想文が書きあがる
過程で学んでほしい。